12月23日号



おばんざいは1品500円、ハーフ250円。写真の五種盛りは好みの料理をハーフで5品選べて1200円

大津 おばんざい処 双月

 瀬田駅近くのビル4階。扉を開けると街の喧騒(けんそう)がうそのように落ち着いた空間が広がり、大鉢に入った季節の炊き合わせやあえ物などのおばんざいがずらりと並びます。和服姿で出迎えてくれるのは店主の杉江朋巳さん。「たっぷりとお野菜を食べていただけるように」という思いから今年7月に店を開き、いまでは単身赴任の男性のほか、家族連れの常連客も増えています。

 朋巳さんとともに厨房に立つ母の坪井惠子さんは、京都で長年おばんざいの店を切り盛りしてきた腕前。父の義秀さんが福井の海へ出かけ、素潜りで仕留めてくる魚介類が並ぶ日もあり、ひそかな名物になっているとか。趣味で集めたアンティークの器を使って、月に一度予約制の会席の会も開かれ、こちらも女性に人気です。

▼大津市 原実さん推薦

077(543)1237
大津市大萱1-16-16 ヤマヤプラザ4F
日曜・祝日休




あど菓みるく…(1個)126円、(8個入り)1100円、アドベリー餅…1箱525円など
口溶けのよさが持ち味 とも栄 あど菓みるく

 JR安曇川駅前の藤樹街道沿い、開放的なガラス窓が目を引く和洋菓子店。実はこの店、創業75年の老舗。3代目のご主人、西沢勝治・恵利さん夫妻が目指すのは「和菓子の伝統の継承、柔軟な発想、そして、地域への貢献」だ。特に、高島市の特産品「アドベリー」を使った菓子製造には「菓子を通してアドベリーブランドを広めたい」という熱い思いが込められている。アドベリー生産協議会にも名を連ね、高島市を「ベリーフルーツの里」へと奮闘中の恵利さん。お薦めは新発売の「あど菓みるく」だ。オリジナルのミルク餡(あん)の中に、アドベリージャムを包み、皮にはバターを加えて風味よく仕上げた。アドベリーの酸味がきいた、口溶けのよさが持ち味だ。

◆とも栄(藤樹街道店)  高島市安曇川町西万木211-1  0740(32)0842

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