11月25日号



写真の寿司ミニ会席(3500円)は2月末までの15周年企画。茶碗蒸しは手元で蒸しながら熱々を味わう

湖南 鮨処 藤川

 ずらりと並んだ新鮮なネタ。京都で腕を磨いた店主の藤川均さんと、妻の智美さんが切り盛りするこの店は、地元で親しまれて15年。マグロの頭頂部からわずかしか取れないという珍味“天肉”を名古屋から直送するなど、長年の積み重ねから仕入れルートを独自に開拓。料理に使う野菜も夫妻それぞれの実家で育てている有機栽培で、素材の良さは折り紙付きです。

 「ネタの鮮度はもちろん、常に目や舌で新鮮な驚きを感じてもらえるように」と趣向を凝らした寿司と会席が人気。写真のコースにも入っているカキのマヨネーズ焼きや、香りが高く辛味のない芽(め)葱(ねぎ)のにぎりは「毎回注文する」というファンも多い一品です。小鍋付きの寿司会席は5000円。忘・新年会にお薦めのお店です。

▼湖南市 松本有さん推薦

0748(74)3360
湖南市菩提寺1582-85
月曜休(予約の場合営業)




浜独楽…(大)5250円(中)2100円(小)1365円
カラフルな絵付け鮮やか 片山木工所 ろくろ工芸「浜独楽」

 木目の伸びやかな茶筒、しっとりとつやめく丸盆、木地師の技と相まって、木の生命そのものをたたえるろくろ工芸品。長浜は「十里街道職人まち」の一角、片山徳三・喜一さん親子が営む片山木工所は、この界わいでただ1軒の木地屋だ。近年、ろくろの技を用いた「浜独楽(ごま)」が話題を集め、主力商品となっている。サクラ材を素材に、赤や緑、黒など、カラフルな絵付けが特徴だ。「大きさも大中小とそろい、飾り独楽として、また、玩具として回すこともできます」と喜一さん。小かんなを使い分け、この道80年の徳三さんが製作する独楽は、取っ手がひょうたんだったり、小さな環がついていたりと、職人ならではの粋な遊び心がたっぷりと詰まっている。

◆片山木工所  長浜市三ツ矢町7−7  0749(62)804

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