10月28日号



二八そばに、桜えびのかき揚げ、自家製のそば豆腐とそば茶アイスクリームが付いたはんなり膳は1600円

愛荘町 手打ちそば 五弐庵(こにあん)

 季節や作柄によって厳選した国産そば粉。それを特別に粗くひき、愛知川水系の水で打つそばは、遠方から訪れる人もあるほどの人気ぶり。まず、つゆを付けずに味わえば、広がる香りと歯応えに驚かされます。ざるなら二八そば700円、熟練の技が必要といわれる十割900円。かえし(つゆの原液)はひと月以上かめで熟成させた特製で、深くまろやかな風味を堪能するなら薬味を溶かずに楽しむのがお薦めです。

 そばだけでなくログハウス調の店舗も店主・小西隆さんの手作り。「忙しい毎日のなか、そばを通じてゆったりした時間を過ごしていただきたい」という思いから、席もゆったりと取り、店内にはジャズが静かに流れます。写真のはんなり膳などそば尽くしの料理は女性に好評です。

▼草津市 熊谷栄三郎さん推薦

0749(42)7502
愛荘町市701-26
火・水曜休




「葉山椒」(限定商品)…(100グラム)1000円、「ちりめん山椒」…(135グラム)600円、「本しめじ昆布」…(200グラム)600円など
芽吹きの味 やさしく 滝川商店 実山椒入りつくだ煮

 初夏のころ、比叡の山々の周辺に一斉に芽を吹くサンショウの木。大津市坂本地域では、古くからその新芽を摘み取り、保存食として「葉山椒のつくだ煮」を作る風習が各家庭ごとに伝わってきた。「滝川商店」では、そんな坂本の伝統の味が楽しめる。「代々受け継がれてきたつくだ煮を、後世まで伝え残していきたい」との思いから、滝川洋一さん夫妻が店を構えて約10年。季節限定の「葉山椒」の他に、山椒の風味を年中楽しめるようにと、実山椒を加えてたき上げたつくだ煮は「ちりめん山椒」「するめ山椒」「本しめじ昆布」「えりんぎ昆布」の4種。素材の持ち味を生かし、手づくりならではのやさしい味わいに引かれ、遠方への土産にする人も多い。

◆滝川商店  大津市坂本3丁目21-11  077(578)1687

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